永遠の日本のふるさと遠野
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遠野語講座

第一回 んでまんつ

遠野で日常的に使われている「お国言葉」をご紹介します。ぜひ声に出して、その響きのあたたかさを味わってみてください。

遠野語講座

夏になると、遠野のあちこちで見られるシーンがある、「おーすばらぐ!いずきた?」夏休みで帰ってきた若者を見つけ、地元に残った友人が声をかけるのである。
まぁ、「いやーしばらくだね、いつ帰ってきたんだい?」という挨拶だ。
このとき、東京から彼女なんかを連れてきていても、そんなことは関係なく相手はニコニコだ。
「じゃ、おしょすな」聞こえるか聞こえないかの声でここはボソッと言う。
この「じゃ」は、遠野では非常に重要な言葉で、使われる頻度も多いので是非、マスターして欲しい。
「ハァーイ!」から「ヤベ!」まで様々なシチュエーションで使用される、「じゃじゃ」や「じゃーじゃーじゃ」と繰り返すことによって、より強調されるので活用してみよう。

続いての「おしょすな」は「恥ずかしい」という事、この場合彼女と一緒だったのが「おしょす」なのか、連れの彼女が「おしょす」なのかで、行動に変化が現れるので注意しよう。
「はぁ?」と、彼に不安を与える前に続けて「おもさげねな、んで、まんつ!」と、さっきより大きな声で言う「イヤー、しばらくジャン、申し訳ないけど、またな!」という意味なのだ。
この「おもさげねな」も大切で、全国区になってもいいすばらしい遠野語なのだ。
タメクチの「もさげね」、年上の人に言うときの「おもさげながんす」など相手とこちらのやばさかげんで使い分けよう!。
「んで」はひとことで「じゃーまたな!」などの意味で使えるが「まんつ」と続けることによって「悪―い悪―い」という意味まで相手に伝えてくれることになるので便利。

この「じゃ」「んで」「まんつ」、この三語は遠野人としてぜひともマスターしなくてはならない言葉なのでいろいろなところで使って早く、自然にでてくるようにしよう。
ところでこの返事であった「おもさげねな、んで、まんつ!」は連れている彼女に対して言ってこそ遠野人なのであるので注意しよう、遠野人は何よりも友人を大切にする人々なのである。
んで、まんつ!」

[[[ 多田きんや プロフィール ]]]

1955年遠野市生まれ、千葉県在住のガーデンデザイナー・グリーンコーディネーター。本業の傍らイラストレーターとしても活動、遠野のイラストマップ、双六、カルタなども旅の蔵にて販売している。
本業のガーデニングの本、農文協の「きんや先生の園芸教室・はじめての寄せ植え」や旅と思索社「二十世紀酒場1,2」などがある。


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